最も美しいものは贈られたもの by アルフォンス・デーケン

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「デーケン教授の東西見聞録」サンパウロ出版より抜粋

~私の母国語ドイツ語では、”denken(考える)”という言葉と
”danken(感謝する)”という言葉とがよく似ている。

英語の”to think"と”to thank"も同様であり、これらは同じ
語源からきている。何かを考えることと感謝することの間には
何かしら通ずるものがあるのではないだろうか。

おのれの日々の幸福について真剣に考えるなら、
感謝すべき贈り物を数えきれぬほどいただいていることに
きっと気づくだろう。西ベルリンのところでも書いたように、
現代文明は、人間自身の能力を称揚するあまり、他から
与えられるものをないがしろにするきらいがある。

それでもやはり、人間にとって最も奥深い体験の数々は、
贈り物の形をとって訪れるのである。出会い、とりわけ親密な
我と汝の出会い、友情、愛ーこういったものは、決して
何とか無理強いして得られるものではなく、愛する相手からの
贈りものなのだ。

もちろん、自分のほうからも人格的な出会いを成功に導く努力は
しなければならないが、どんなに努力したとしても、相手が
自由意志によって、自分を開き、対話や友情や愛に応じて
くれなければ実を結ばない。つまるところ、最も美しいものは
贈られたものであり、私たちはそれを幾重にも感謝すべきだろう。~



お休みしてるはずですが・・・(笑
この文章が心に響いてきたので、みなさまにもご紹介。

心が喜びで溢れているときは、考えなくても感謝できる。
そうじゃないときこそ、考える必要があるのかなと思う。
そうして生まれてきた感謝は、神様への信頼につながるから。

マザー・テレサが残した「神の愛の宣教者会」が、ガザ地区に
とどまって奉仕を継続することを選択したそうです。
マザー・テレサはもう死んでいないのに、
その生き方はちゃんとシスターたちの中で生きているんですね。

そう思うと、出会いの意味はなんて深いんだろうと思う。。。


~あらゆる良い贈り物、あらゆる完全な賜物は
上から、光の父からくだってくる。

新約聖書ヤコブによる手紙1章17節a~

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by clara19 | 2009-01-16 17:01 |