人生からの贈り物
2010年 12月 22日
昨日の映画
から考えさせられたこと・・・
もう少し書いておきたくなりました。
昨日の映画では、1本のジーンズが物語の鍵になっていました。
このジーンズをはいた人には幸福が訪れるというジンクスがあったからです。
だから、登場人物の女の子たちは、何とかしたい現状を変えるために
ジーンズが届くのをずっと待っているんですね。
でも、映画を観終わるとわかります。
一番の贈り物は、「人との出会い」なのだということが。
Tibbyのもとにやってきた白血病の女の子は、
何もかもが望み通りにいかなくて、さえない毎日を送っている
Tibbyに教えてくれます。
「失敗よりも、小さな成功を積み重ねる」生き方の大切さを・・・。
死期が近いその女の子は、普通の人とは違う見方で周りを見ていたからです。
Carmenは、父親と新しい家族の間で自分の居場所がないことにイラつき、
悲しむのですが、本当の彼女の悲しみは、今のことではなくて、
父親がなぜ母親と自分を捨ててしまったのか?
その後、なぜ約束を破って会いにきてくれなかったのか?
自分は、父親にとっていないほうがいい存在なのか?という疑問があったからだと
いうことに気がつかされていきます。
でも、それを父親に投げかけるのは、あまりにも怖いこと。
だって、ある意味、それは真実だったからです。
でも・・・素晴らしいことは、Carmenの怒り、悲しみをぶつけられた父親が、新しい
家族を大切にしながらも、Carmenと真摯に向き合おうとし始めたことです。
結婚式の場面でそれがわかります。
それでは、なぜ、Carmenは父親に自分の気持ちを伝えることができたのでしょうか?
それは、建設的なコミュニケーションができず、自分の気持ちに正直に
向き合うこともできず、父親や新しい家族や友達に怒りをぶつけるしかない
情けない自分を、そのままで愛してくれている友達の存在があったからです。
Carmenに父親に電話するよう受話器を渡すのは、Tibbyですし、
彼女を結婚式まで連れていくのも、ほかの3人なんです。一人だったら
向き合えなかった辛い現実に向き合うことができたのは、彼女たちの存在が
あったからです。
裕福だけれど、母が亡くなってから家庭の温かさを失ってしまった
Bridgetも、その喪失に向き合わなければなりませんでした。
Lenaは、内気なLenaは、自分の固い殻を飛び出して、人と心を通わせる
ことを学び、祖父母の心から憎しみを取り除く役割を果たします。
私たちの毎日は、外国に行かなくても、
そんな人との出会いに満ちています。
そして、多くの場合、一見歓迎できないこと、
自分にとって、ここちよくないことの中から、
私たちが変えられるきっかけがやってくることは多いのかもしれないのです。
そういう意味で、この映画は、16歳の登場人物たちの生活を通して、
苦いメッセージも伝えてくれます。その苦さは、逃げないで、乗り越えて
いったときに喜びに変わることも示唆しながら。。。
私も、恐れないで、楽しみながら、その素晴らしい旅を日々、
続けていきたいと、思わされました。

