映画「インセプション」を見ながら考えたこと
2010年 09月 15日
やっと観ました「インセプション」。
人の潜在意識の中に入り込んで、ターゲットの夢を
盗むプロが、今度はその人のものではないアイデアを
植え付けー「インセプション」しようとするために繰り広げられるドラマ。
夢の中だから、ありえないことが起こる、起こる。
無重力空間の中で死闘したり、街が空から覆いかぶさって
きたり、自分たちだけは安全なのに、周りの建物がすべて
爆破されてしまう状況が起こったり。そして健康な人の
夢は必ず覚めるところから、いつも時間との闘いがあって、
ハラハラドキドキさせられる。
人の心の奥の奥にある誰にも立ち入ることを許していない
領域に踏み込む時の怖さ。。。
そこには一体何があるのか、
見たいような、見たくないような怖さがあった。
主演のディカプリオが、この映画を「シュールで重層的」と
表現しているように、何重にも何重にもメッセージが交錯していて、
迷路の中に導きいれられる・・・だけど、その向こうには、
深い傷から立ち直ろうとしている人の姿や、
失望しつくした関係の中にあった愛や、
チームの力が描かれていく。
ラストのシーンも、夢なのか、それとも現実なのか・・・と余韻を残す。
最後まで、この映画の迷路から簡単に解放してはくれない。
主演は、もちろんレオナルド・ディカプリオと渡辺謙。
ディカプリオが、本当に大人の男性に成長していて、
感動する。名声や人気に負けないで、仕事に取り組んで
きたことが、その存在感に表れていると感じた。
コブ(ディカプリオ)の義父役には、マイケル・ケイン。
77歳の今でも、十分魅力的!
老人になるかならないかは、年齢じゃないということを
証明している存在。
さらに、脇役のひとりひとりの目を離せないくらいの
存在感と魅力。
話自体が、現実と夢の世界をいったりきたりするので、
脇役にリアリティがなかったら、この話は成立しない。
「心を盗む」というテーマについては、最近考えていたことが
あったから、深い印象が残った。
神様は人の心を求めている。
だから、サタンは、人の心を取りにくる。
ヨハネの黙示録には、こんな言葉が繰り返されている。
~ただ、私が行くまで、いま手にしているものを、しっかり
握りしめていなさい。 ヨハネの黙示録2章25節~
~見なさい。わたしはすぐに来ます。今手にしているわずかな
ものを、しっかり握りしめていなさい。自分の冠を誰にも
奪われないためです。 ヨハネの黙示録3章11節~
捧げること、与えることの価値を説く聖書が、
何度も守るよう勧めているものがある。
それこそが、神様が求めているものでもあり、サタンが
狙っているものでもあるのだと感じた。
「インセプション」、すごく面白かった。。。

