レンブラントの「放蕩息子の帰郷」
2009年 09月 30日
- 放蕩息子の帰郷—父の家に立ち返る物語—/ヘンリ・ナウエン
- ¥2,100
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昨日の青木記代美さんのお話にあった画家、レンブラントの生涯と
彼の絵の関係についてのお話も、心に響きました。
↑のレンブラント晩年の作、「放蕩息子の帰郷」は有名ですが・・・
この絵を書く前に、レンブラントは、「天使と格闘するヤコブ」と
いう絵を描いているのだそうです。
画家として成功し、ヨーロッパ一と称賛され、
市長の娘と結婚して、おごり高ぶり、
奥さんのお金を使いこんで訴えられ、
転落していったレンブラントは、
息子を失うことによって・・・
多くの内面的な葛藤を経て、
1人息子イサクを捧げさせられたアブラハムの絵を描きます。
(1635年)
その絵の中のアブラハムの目には涙が描かれていました。
レンブラントの胸中を察してあまりある作品になっています。
その後、「天使と格闘するヤコブ」という絵を描き(1658年頃)、
晩年には、「放蕩息子の帰郷」(1668~1669年)描いているのだそうです。
テーマになっている聖書の箇所を知っていると、
絵を見ながら、レンブラントの内面の旅を追体験させられます。
大変痛ましくもあり、また、同時に、それでも赦され、愛されている
幸せ、帰る場所のある幸せを感じさせられる絵の数々でした。
参考のために、この絵のテーマになっている聖書の箇所を
ご紹介しておきます。
1人息子イサクを捧げたアブラハムの話 旧約聖書、創世記22章
天使と格闘するヤコブの話 旧約聖書、創世記32章後半
放蕩息子の帰郷の話 新約聖書、ルカによる福音書15章11~32節
青木記代美さんの素晴らしい解説を聞きながら、
すぐそばにご主人さまが、いつでも助けをだせるように
控えていらっしゃったのが、素敵に思えました。
一枚の絵を見るために、何度もイタリアに足を運ばれたという
青木様御夫妻・・・大好きな絵の話・・・話は尽きませんでした。
今度は、青木さんがプロデュースされたというコンサートに、夫と
一緒に出かけてみたいと思っています。楽しみです!

