井村雅代さんの言葉から~あなたは人間が好きですか?

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昨夜遅く、途中からでしたが、シンクロコーチ
として日本チームに、銀、銅メダルを
もたらした井村雅代さんのインタビューを
見ていて、ひきこまれました。

心に残った言葉がいくつかあったのでメモ。

絶対に妥協しないので有名な井村さん。
選手も必死で泣きながらついてこようと
していて、それでもできないとき、妥協して
あげたくなるけれど、妥協しない理由は・・・


絶対に妥協しないことがわかっていると、人間は考え始めるからなのだそう。
考える人は必ずできるようになると信じて教えているんですね。



叱るときは、必ずフォローする。フォローとは、だめだと言ったことに対して、
より良い他の方法を提示すること。つまり一緒に考えてあげるということかな?
厳しくだめだしをするけれど、だめだと言われたままで選手を帰さないという
態度は温かいし、冷静じゃないとできないことですね。

R君を感情的に叱って、そのままになってしまうクララは耳が痛い。><
フォローするのは、自分の感情がおさまってからだから遅いです!
(翌日だったりする・・・笑)

そして・・・正解はない。
正解はないのだから、人と向き合う時は、一回一回が勝負とおっしゃる。
私も、人間関係には原則はあっても、マニュアルはないと思います。
ひとりひとり、生い立ち、経験、環境、性格、賜物、強さ、弱さ、感性、
すべて違うんですものね。

チームを作る時は、一番上の人のレベルに合わせるとおっしゃる井村さん。
これは、結果を要求される仕事やスポーツ(趣味ではなく競技の場合)の
場面では、しかたがないと思います。教会や家庭はまた別の尺度で存在しています。

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「帰れ!」と怒鳴られて本当に帰るような子には、帰れと言ってはいけないと
いう言葉は深いですね。いつも相手の状態を見ろということでしょう。
こう言ったら、相手が受けとめられるかどうか、励まされるのか、凹むのか、
一時的に凹んだとしても、立ち上がれるのかどうなのか・・・

最後に、井村さんの言葉で一番好きな言葉だったのは、
彼女が教える立場にある人に、必ず問いかけるという
「あなたは人間が好きですか?」という言葉でした。

人を育てる人は、必ずこの心をもっていると思います。
この心をもっているからこそ、マニュアルなしで考えながら
接する手間を厭わず人を見ることができ、どんな時にも可能性を
信じてあげることができ、厳しくもでき、フォローもでき、
一緒に泣くことも、喜ぶこともできるのでしょう。

「あなたは人間が好きですか?」

人の成長を自分のことのように喜べる人の心のことです。
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by clara19 | 2009-02-26 09:27 | 人との関わり